Instagram・X・Threads などの SNS で、無理なく続けられる集客の仕組みを紹介します。

X & Threads

X・Threads

Xのビジネスアカウントの始め方 最初の1週間

目次
  1. 始める前に決めておくこと
  2. 1〜2日目: アカウントの土台を作る
  3. 3日目: フォローして、ほかの人の発信を見る
  4. 4〜5日目: 最初の投稿を出す
  5. 固定する投稿を用意する
  6. 6〜7日目: 反応を見て、交流する
  7. 初心者がやりがちな失敗
  8. 運用ルールを先に決めておく
  9. 公開する情報の範囲
  10. 最初の1か月の目標の立て方
  11. 無料と有料の違い
  12. 次にやること

Xでビジネス用のアカウントを始める時は、名前、プロフィール、最初の投稿、フォローする相手の4つを先に整えます。最初の1週間でやることを日ごとに分けておけば、何から手をつければよいか迷わずに進められます。

Xは、短い文章を気軽に投稿できるSNSで、情報の流れが速いのが特徴です。流れが速い分、継続して発信する人の存在が認識されやすい面があります。ここでは、ゼロから始める人に向けて、最初の1週間の動き方を説明します。画面や機能は変わることがあるため、執筆時点の内容として読んでください。

始める前に決めておくこと

アカウントを作る前に、次の3つを決めておくと、後から迷いません。

  • 誰に向けて発信するか(読み手)
  • 何を発信するか(テーマ)
  • 個人名で出すか、店や会社の名前で出すか

個人名で発信すると親しみやすく、人柄が伝わりやすい一方で、投稿の自由度が高い分、話題がばらつきやすい面があります。店や会社の名前だと、情報発信の窓口として信頼されやすいですが、堅い印象になりがちです。自分の目的に近いほうを選びます。

アカウントの目的は「誰に何を届けたいか」を一文にしておきます。詳しい決め方は、コンセプトの記事を参考にしてください。

1〜2日目: アカウントの土台を作る

最初の2日間は、プロフィールの整備に使います。必要な項目は次のとおりです。

  • 名前: 覚えやすく、検索されそうな言葉を含める
  • ユーザー名(@から始まる部分): 短く、入力しやすい文字列にする
  • アイコン: 顔や商品が分かる、見分けやすい画像にする
  • ヘッダー画像: 何を発信しているかが分かる画像にする
  • 自己紹介文: 誰に、何を、どんな立場で発信するかを書く
  • リンク: 見てほしいページを1つ置く

自己紹介文は160字以内に収める決まりがあります。限られた文字数の中で、読み手が得られるものを優先して書きます。長い経歴よりも、「どんな悩みに答えるか」を先頭に置くほうが、フォローされやすくなります。

3日目: フォローして、ほかの人の発信を見る

発信を始める前に、同じ分野で発信している人を10〜20人ほどフォローします。何が話題になっているか、どんな投稿が反応を得ているかを知るためです。

フォローする際は、競合となる同業者だけでなく、読み手になりそうな人や、有益な情報を発信している人も選びます。情報収集の目的で、公式機関やニュースのアカウントも加えると便利です。

他の人の投稿を眺めながら、気づいたことをメモしておきます。書き出しの工夫、よく使われる言い回し、反応を集めている話題の傾向が、自分の投稿の参考になります。ただし、他人の文章をそのまま真似ることは避けてください。

4〜5日目: 最初の投稿を出す

最初の投稿は、気負わずに出します。おすすめは次の3つの型です。

  • 自己紹介: 「〇〇をしている△△です。このアカウントでは、□□について発信します」
  • 悩みへの一言: 読み手が抱えていそうな悩みに、短く答える
  • 日常のひとこと: 仕事の中で気づいたことを、1〜2文で書く

1日1本から始めます。無理に多く出すより、毎日続けるほうが、習慣として定着しやすくなります。文字数は日本語でおよそ140字が目安で、長い内容は、複数の投稿に分けるツリー投稿を使います。

投稿の最後に、読み手への問いかけを添えると、リプライをもらいやすくなります。ただし、毎回問いかけを入れる必要はありません。

固定する投稿を用意する

プロフィールの最上部に固定できる投稿を、早めに1つ用意します。自己紹介や、アカウントで発信する内容の案内を書いておくと、初めて訪れた人が、何のアカウントか分かります。

6〜7日目: 反応を見て、交流する

1週間の後半は、他の人との交流に使います。フォローした人の投稿に、感想や経験を添えたリプライを送ります。中身のあるリプライは、相手に覚えてもらえるだけでなく、そのやりとりを見た別の人にも伝わります。

自分の投稿に届いたリプライには、できる限り返信します。返信を通じて、読み手の関心や悩みを知る機会にもなります。

1週間が終わったら、アナリティクスで、投稿ごとの表示回数と反応を確認します。数字が小さくても、気にする必要はありません。最初の週は、準備と習慣づくりが目的です。

初心者がやりがちな失敗

よくある失敗を挙げておきます。

  • 宣伝の投稿ばかりが続き、読み手の役に立つ内容が少ない
  • 他人の投稿をそのまま引用して、自分の意見がない
  • 感情的な投稿で、トラブルになる
  • 数日で止めてしまい、更新が途切れる

特に、感情的な発言や、特定の人・団体への攻撃的な表現は、ビジネス用のアカウントでは避けたほうが安全です。一度投稿した内容は、削除しても、スクリーンショットなどで残る場合があります。

運用ルールを先に決めておく

ビジネスで使うアカウントは、投稿の前に守るルールを決めておくと安心です。たとえば、政治や宗教の話題には触れない、特定の人を名指しで批判しない、お客様の情報は出さない、といった内容です。

複数人で運用する場合は、誰が投稿し、誰が内容を確認するかも決めておきます。誤った情報や不適切な表現が出たときに、すぐ対応できる体制があると、トラブルを小さく抑えられます。

公開する情報の範囲

仕事の裏側を見せることは、親しみを生みますが、見せてよい範囲は決めておきます。お客様が特定できる写真や、取引先の情報、社内の機密にあたる内容は載せません。位置情報つきの写真は、自宅や私生活の場所が分かってしまうことがあるため、投稿前に確認してください。

最初の1か月の目標の立て方

最初の1か月は、フォロワー数より、投稿を続けた日数を目標にします。たとえば「30日のうち20日は投稿する」と決めれば、自分の行動で達成できます。続けた先に、投稿の蓄積と読み手との接点が残ります。

あわせて、リプライを週に5件送る、気になるアカウントを週に3つ見つける、といった小さな目標を足すと、交流の習慣も育ちます。

無料と有料の違い

Xには有料の機能もありますが、始めたばかりの段階では、無料の範囲で十分に運用できます。有料機能の内容や料金は変わることがあるため、必要になった時点で、公式の案内を確認して判断してください。

次にやること

最初の1週間の流れを、もう一度整理します。

  1. 1〜2日目: 名前、アイコン、ヘッダー、自己紹介文、リンクを整える
  2. 3日目: 同じ分野の10〜20人をフォローして、観察する
  3. 4〜5日目: 自己紹介の投稿を出し、固定する。1日1本の投稿を始める
  4. 6〜7日目: リプライで交流し、アナリティクスを確認する

2週目以降は、投稿のテーマを決めて、週に何本出すかを計画に落としていきます。無理のない頻度で、続けることを優先してください。