インスタのハイライトは、ストーリーズを24時間で消さずにプロフィールの上部へ並べておける機能です。初めて訪れた人が知りたい情報、たとえば商品の紹介、料金、よくある質問、アクセスなどを整理して並べておくと、プロフィールが案内板の役割を果たします。
ハイライトは、一度作っても放置されがちな場所ですが、うまく整えると、投稿を遡らなくても必要な情報にたどり着ける入り口になります。ここでは、何を入れるか、どう作るか、どう並べるかを順に説明します。操作画面は更新されることがあるため、執筆時点の内容として読んでください。
ハイライトの役割
プロフィールを開いた人は、まず名前と自己紹介文を見て、次に丸いアイコンが並んだハイライト、その下の投稿一覧を見ることが多いと言われます。ハイライトは、投稿一覧より上に表示されるため、目に入りやすい場所です。
フィード投稿は新しいものが上に積まれていくため、過去の大事な情報は埋もれていきます。ハイライトは、こうした情報を固定して見せておける場所として使えます。
また、ハイライトは、ストーリーズで見せた日常の様子を残す場としても使えます。新しく訪れた人が、アカウントの雰囲気を短時間でつかむ助けになります。
入れる内容を決める
ハイライトに入れる内容は、初めて訪れた人が知りたいことから逆算します。業種ごとに、次のような例があります。
- 飲食店: メニュー、アクセスと営業時間、予約方法、お客様からよくある質問
- 美容・サロン: 施術の紹介、料金の案内、ご利用の流れ、仕上がりの例
- 物販・ハンドメイド: 商品の紹介、購入方法、梱包の様子、よくある質問
- 個人の発信: 自己紹介、取り組んでいること、役立つ投稿のまとめ
数は、4〜6個ほどに絞ります。多くなると、横にスクロールしないと全部が見られなくなり、読み手に負担をかけます。まずは、一番知りたいことを優先して、少ない数で始めてください。
名前は短く、分かりやすく
ハイライトの名前は、アイコンの下に表示されます。表示される文字数に限りがあるため、5〜6文字以内に収めると、全体が見えます。「メニュー」「予約」「アクセス」「FAQ」のように、一目で内容が分かる名前にします。
作り方の手順
ハイライトは、ストーリーズに投稿した内容を保存して作ります。基本の手順は次のとおりです。
- ストーリーズに、まとめたい内容を投稿する
- プロフィールの画面から、ハイライトの追加を選ぶ
- 過去のストーリーズ(アーカイブ)から、入れたいものを選ぶ
- 名前と表紙を決めて保存する
ハイライトの内容は、ストーリーズのたびに更新するのではなく、まとめて作っておくほうが管理が楽です。新しい情報が増えたときだけ、追加します。
ストーリーズを作るときは、縦長の画面に合わせた画像を使います。1枚に入れる情報を絞り、文字を大きめにすると、スマホで読みやすくなります。ハイライト用にだけ作った画像を、一度ストーリーズに出して、その後ハイライトに追加し、必要ならストーリーズを削除する方法もあります。
表紙の整え方
ハイライトの表紙は、丸い枠に表示されます。小さな円なので、細かい文字や複雑な絵は読みにくくなります。
統一感を出すために、背景色を揃え、中央にシンプルなマーク(アイコン)を置くデザインがよく使われます。無料のデザインツールのテンプレートを使うと、簡単に作れます。ツールの機能は変わることがあるため、使う時点で確認してください。
色は、アカウントのメインの色とアクセントの色から選びます。フィードの配色と合わせると、プロフィール全体のまとまりが出ます。
表紙の画像は、丸く切り取られる前提で作ります。端に近い部分が切れるため、大事な部分は中央に置きます。
並べる順番を考える
ハイライトは、最初に追加したものが左端になるわけではなく、作成後に並べ替えられる場合があります。並べ方は、読み手の関心が高い順に、左から並べます。
迷ったら、「初めて来た人が知りたい順」にします。たとえば、「何をしている人(店)か」、「どんなものがあるか」、「どうやって使うか(予約、購入)」、「連絡先」の順です。
季節のイベントなど、期間限定の内容は、終わったら削除するか、順番を後ろに下げて整理します。古い情報が目立つ位置に残っていると、読み手が混乱します。
運用で気をつけること
ハイライトの内容は、定期的に見直す習慣をつけます。月に一度、料金、営業時間、リンク先の情報が最新かを確認してください。古い情報が載っていると、トラブルのもとになります。
ストーリーズを削除すると、ハイライトからも消えてしまう場合があります。不要な投稿を整理するときは、ハイライトに使っているものを消さないように注意してください。
また、ハイライトは見てもらえて初めて意味があります。プロフィールの自己紹介文に「詳しくはハイライトへ」と書く、ストーリーズで案内するなど、ハイライトの存在を知らせる工夫も効果的です。
業種を問わず使えるハイライトの例
どんな仕事でも使いやすいのが、「はじめに」「よくある質問」「ご利用の流れ」の3つです。「はじめに」には、運営者の自己紹介と、アカウントで発信していることを入れます。「よくある質問」には、問い合わせで繰り返し聞かれることへの答えをまとめます。「ご利用の流れ」には、初めての人が迷いやすい手順を、順を追って見せます。
この3つが整っているだけでも、プロフィールを訪れた人が抱く疑問の多くに、先回りして答えられます。DMでの問い合わせが減る効果も期待できます。
見られているかを確認する
ハイライトがどのくらい見られているかは、インサイトの数字で確認できる場合があります。閲覧が少ないハイライトは、名前や表紙が伝わっていないか、内容が読み手の関心とずれている可能性があります。名前を変える、順番を入れ替える、内容を見直すなど、小さな調整を試してください。
画像の用意が大変なときの方法
毎回凝った画像を作るのが大変なら、スマホで撮った写真に、短い文字を重ねるだけでも構いません。大切なのは、読み手が知りたい情報が正確に載っていることです。見栄えは、慣れてから少しずつ整えていけば十分です。
次にやること
次の順で、作ってみましょう。
- 初めて訪れた人が知りたいことを、5つ書き出す
- それぞれのストーリーズ用の画像を、1〜3枚ずつ作る
- ストーリーズに出して、ハイライトに追加する
- 表紙の画像を、色と形を揃えて作る
- 左から、読み手の関心が高い順に並べる
作り終えたら、他人のスマホでプロフィールを開いて、見え方を確認してください。名前が切れていないか、表紙が読みやすいかをチェックします。




