Threadsのトピックタグは、投稿に話題を示す言葉を1つだけ付けて、同じ関心を持つ人に見つけてもらうための機能です。Instagramのハッシュタグのように複数付けるものではなく、1つの投稿に1つが基本とされています(執筆時点)。
タグの付け方次第で、投稿が届く範囲が変わる可能性があります。ここでは、トピックタグの仕組み、選び方、付ける位置、注意点を順に説明します。仕様は変更されることがあるため、実際の画面と公式の案内で最新の内容を確認してください。
トピックタグの基本
トピックタグは、投稿の本文中に「#」を付けた言葉を入れる形で使います。入力すると、タグとして認識され、そのタグをタップすると、同じタグの投稿が一覧で表示されます。
ハッシュタグと見た目は似ていますが、使い方の考え方が少し違います。Instagramのハッシュタグは、検索や分類のために複数付けることが一般的でした。Threadsのトピックタグは、投稿の話題を示すための「ラベル」のような位置づけで、1投稿につき1つが標準です。
また、タグには、スペースや特定の記号を含められないという制限があります。長い言葉や、複数の単語をつなげた形は、見やすさの面でも避けたほうがよいでしょう。
付ける効果
トピックタグを付けると、その話題に関心を持つ人が、タグ経由で投稿を見つけやすくなります。フォロワー以外の人にも見てもらえる機会が増える可能性があります。
ただし、タグを付ければ見てもらえるとは限りません。人気のあるタグは、投稿が多く流れるため、埋もれやすくなります。反対に、ほとんど使われていないタグは、そもそも見る人が少ない可能性があります。
投稿の内容が、読み手にとって役立つか、読みたくなるかが土台にあります。タグはその入り口を少し広げるための補助と考えてください。
見つけてもらうための他の工夫
タグ以外にも、本文の言葉選びで見つけてもらいやすさが変わります。読み手が検索しそうな言葉を、自然な形で本文に入れておくと、検索からの発見につながります。
タグの選び方
選ぶタグは、投稿の内容を最もよく表す言葉にします。次の観点で考えると選びやすくなります。
- 読み手が検索しそうな言葉か
- 投稿の内容と、実際に合っているか
- あまりに大きすぎず、小さすぎないか
たとえば「SNS」は大きすぎて、多くの投稿に埋もれます。「SNS集客」「Instagram運用」のように、少し絞った言葉のほうが、関心のある人に届きやすくなります。かといって、誰も使わない独自の造語では、見つけてもらえません。
実際にタグを入力して、候補として表示される言葉を見ると、どのタグが使われているかが分かります。同じ分野の他の人が、どんなタグを付けているかも参考になります。
付ける位置と書き方
トピックタグは、投稿の文中のどこにでも入れられますが、読みやすさの面では、文末に置くか、文章の流れの中に自然に入れる方法が適しています。
たとえば、文章の途中で「今日は#投稿計画 について書きます」と入れると、文章の一部としてタグが機能します。一方で、文末に「#投稿計画」とだけ置く形もよく使われます。自分の文体に合う方を選んでください。
タグの前後には、半角スペースを入れると、タグの範囲が明確になります。日本語の文章の中に直接タグを入れる場合は、前後のスペースがないとタグとして認識されない場合があるため、投稿前に確認します。
使うときの注意点
トピックタグを使うときは、次の点に気をつけます。
- 内容と関係のないタグを付けない。流行りの言葉を借りても、読み手の信頼を損ねる
- 毎回同じタグばかりを付けない。内容に合わせて入れ替える
- 特定の人を誹謗するような言葉をタグにしない
- 宣伝だけを目的に、大量の投稿に同じタグを付けない
タグを付けるときは、「このタグで検索した人が、この投稿を見て喜ぶか」を問いかけてください。喜ぶと思えるなら、そのタグは適切です。
効果の確かめ方
タグを付けた投稿と、付けなかった投稿で、表示回数や反応を比べます。投稿の内容や時間帯が違うと比べにくいため、条件をできるだけ揃えて、数本ずつ見ます。
Threadsの分析の機能で確認できる範囲は、仕様の更新で変わることがあります。確認できる範囲で、タグの有無による違いを記録してください。
差がはっきり出ない場合は、タグにこだわるより、投稿の中身を良くする作業に時間を使うほうが、結果につながります。
タグの具体的な使い方の例
飲食店なら、「#地域名グルメ」のような地域と分野を組み合わせたタグが、近くの人に見つけてもらう助けになります。教室やサロンなら、「#子育て」「#時短」のように、読み手の生活に近い言葉が合います。
情報発信をしている人は、扱うテーマをそのままタグにします。たとえば、投稿計画の話なら「#投稿計画」、数字の話なら「#SNS分析」のように、読み手が探す言葉を選びます。同じテーマを続けて投稿するなら、タグを揃えると、自分の投稿を後から見返すときにも便利です。
他のSNSとの使い分け
Instagramでは複数のハッシュタグを付けられ、Xでは文中に自然に入れる使い方が一般的です。Threadsでは1つに絞る仕組みなので、他のSNSと同じ感覚で複数付けようとしないでください。
同じ投稿を複数のSNSに出す場合は、各SNSの仕様に合わせて、タグの数と位置を調整します。コピーして貼るだけにすると、仕様に合わず、不自然な形になることがあります。
タグを付け忘れたとき
投稿後にタグを付け忘れたと気づいても、慌てる必要はありません。投稿を編集できる範囲であれば、あとから足せる場合があります。編集の可否や時間の制限は、仕様によって異なるため、公式の案内で確認してください。編集できない場合は、次の投稿から付ければ十分です。タグがなくても、本文が読み手の役に立つ内容であれば、読まれる可能性は十分にあります。
複数のタグを付けたい場合は、タグではなく本文の中に、関連する言葉を自然に散らして書くと、検索にも対応できます。
タグの数を絞ることは、投稿を読む人にとっても、文章が読みやすくなる利点があります。すっきりした投稿は、最後まで読まれやすくなります。
古い情報に注意
SNSの仕様は短期間で変わることがあります。ネットで見つけた説明が、古い仕様に基づいている場合もあるため、タグの扱いは、実際のアプリの画面と公式の案内を基準にしてください。
次にやること
次の順で、試してみましょう。
- 自分の投稿のテーマを、3つ書き出す
- それぞれに合うタグの候補を、実際に入力して調べる
- 大きすぎず小さすぎないタグを、テーマごとに1つ選ぶ
- 次の3投稿に、選んだタグを付けて出す
- タグの有無で、表示回数や反応に違いがあったかを記録する
タグは、使いながら調整していく道具です。最初から完璧な選択を目指さず、少しずつ試してください。




