Instagram・X・Threads などの SNS で、無理なく続けられる集客の仕組みを紹介します。

Planning

投稿の計画

SNSが続かない原因と、続けるための仕組み

目次
  1. 続かなくなる主な原因
  2. 準備の負担を減らす
  3. 投稿の基準を下げる
  4. 反応への期待を調整する
  5. 止まった時に戻れる道を作る
  6. 続いている人がやっていること
  7. 目的を思い出す仕掛け
  8. 時間帯を固定する
  9. 休むことを計画に入れる
  10. 小さな成功を記録する
  11. 仲間や記録の力を借りる
  12. 次にやること

SNSが続かない原因の多くは、やる気の不足ではなく、投稿までの手順が重いことにあります。意志の力に頼るのをやめて、手順を軽くする仕組みを作るほうが、長続きします。

ここでは、続かなくなる典型的な原因を整理して、それぞれに対する具体的な対策を挙げます。自分に当てはまるものから、ひとつだけ試してみてください。

続かなくなる主な原因

続かなくなる理由は、人によって違いますが、よく見られるのは次の4つです。

  • 毎回ゼロからネタを考えていて、準備に時間がかかる
  • 投稿の基準が高すぎて、納得できるものができるまで出せない
  • 反応が少なく、続ける意味を感じられなくなる
  • 本業が忙しくなった時に、再開のきっかけを失う

どれも、気持ちの問題というより、設計の問題です。設計を変えれば、同じ人でも続けやすくなります。

準備の負担を減らす

いちばん効果が出やすいのが、準備の負担を減らすことです。ネタ出しをその都度行うのをやめて、週に一度まとめて行います。10分間でネタを10個書き出すだけでも、翌週の悩みはかなり減ります。

画像や文章の型を決めておくのも有効です。写真の撮り方や、文章の書き出し、文末の言い回しを固定しておくと、一から考える部分が減ります。テンプレートを使うことは手抜きではなく、継続のための工夫です。

予約投稿の機能を使う方法もあります。投稿の作業を一度にまとめれば、毎日スマホを開いて投稿する負担は消えます。ただし、予約した投稿に反応がついた時に返信できるよう、時間を見て確認する習慣は残してください。

投稿の基準を下げる

完璧な投稿を目指すほど、出すまでの時間が長くなります。ここで効くのが「60点で出す」という考え方です。誤字がなく、読み手に伝わる内容であれば、まず出します。

投稿してみないと分からないことは、たくさんあります。自分では自信のなかった投稿が読まれたり、手をかけた投稿が全く読まれなかったりするのは、よくあることです。出さずに悩む時間より、出して反応を見る時間のほうが、学べることは多くなります。

とはいえ、事実の誤りや、他人を傷つける表現は、基準を下げてはいけない部分です。「質を下げる」のではなく「見栄えへのこだわりを下げる」と考えると、線引きがしやすくなります。

反応への期待を調整する

始めて間もないアカウントは、投稿してもほとんど反応がないのが普通です。反応が少ないことを、自分の投稿が悪いからだと決めつけると、気持ちが折れやすくなります。

最初の3か月は、反応ではなく、投稿した本数を成果として数えます。たとえば「3か月で週2本、合計24本出した」を目標にすれば、自分の行動だけで達成できます。反応は、その結果としてあとからついてくるものと考えてください。

他人のアカウントと数字を比べすぎないことも大切です。比べるなら、過去の自分の数字にしておくと、気持ちが安定します。

止まった時に戻れる道を作る

どれだけ工夫しても、忙しくて止まる時期は来ます。そのとき「また最初からやり直し」と考えると、再開が重くなります。再開用の最小の手順を、先に決めておきましょう。

たとえば、再開の1本目は「お休みしていました、また少しずつ書きます」の短い投稿でよい、と決めておきます。これだけで、戻るためのハードルがかなり下がります。

また、止まっていた期間にたまったネタや下書きは、捨てずに残しておきます。次に動き出す時に、すぐ使える材料があるだけで、再開しやすくなります。

続いている人がやっていること

長く続けている人を観察すると、特別な才能よりも、作業を小さく刻む工夫が目立ちます。たとえば、通勤の電車でネタをメモする、写真は気づいた時にその場で撮る、文章は下書き機能に断片だけ残しておく、といった具合です。

どれも、まとまった時間がなくても進められる作業です。「投稿を作る」という大きな仕事を、「ネタをメモする」「写真を撮る」「1文だけ書く」という小さな仕事に分けておけば、空いた数分で少しずつ前に進められます。

完成させる時間は、週に一度だけ確保すれば足ります。細切れの時間で素材を集め、まとまった時間で形にする、という分担です。

目的を思い出す仕掛け

続ける理由が薄れてくると、投稿そのものが負担になります。そこで、始めた時の目的を書いた紙を、投稿作業をする場所の目に入るところに貼っておきます。「予約ページを見に来る人を増やす」のような、行動で書いた目的です。

目的が頭にあると、投稿の優先順位が決めやすくなります。反応が少なくても、目的に近づく行動(プロフィールのリンクを押してもらうなど)が少しでも増えていれば、続ける意味を確かめられます。

もし目的そのものが今の自分に合わなくなっているなら、それも大切な気づきです。SNSの運用が合わない時期なら、頻度を落としたり、休んだりする選択もあります。続けることは手段であって、目的ではないからです。

時間帯を固定する

投稿作業をする時間を、曜日と時刻で決めてしまう方法もあります。たとえば「火曜の昼休みに20分」のように、予定表に入れておきます。空いた時間にやろうとすると、他の用事に押されて後回しになりがちです。

作業の場所も固定すると効果的です。いつもの席、いつものカフェなど、そこに座ると投稿の作業を始める流れができあがります。習慣は、時間と場所の組み合わせで作られていきます。

休むことを計画に入れる

年末年始や繁忙期など、投稿が難しい時期は、あらかじめ休む期間として決めておく方法があります。予定した休みなら、止まったことへの罪悪感は生まれません。休む前に「しばらくお休みします」と一言添えておけば、読み手も戸惑いません。

小さな成功を記録する

続いている実感は、記録から生まれます。投稿した日に印をつける、保存された投稿に気づいたら一行メモする、といった小さな記録です。数か月たってから見返すと、思っていたより進んでいることに気づけます。

仲間や記録の力を借りる

ひとりで続けるのが難しければ、記録をつけるのも一つの方法です。カレンダーに投稿した日へ印をつけるだけでも、続いている実感が生まれます。

同じ立場の仲間と進捗を報告し合う方法もあります。ただし、競争になって疲れてしまうようなら、無理に続けなくて構いません。自分に合う形を探すことが大切です。

次にやること

続ける仕組みは、一度に全部作らなくて構いません。今日は次のうちひとつだけ選んで、実行してください。

  1. 来週分のネタを、10分で10個書き出す
  2. 投稿の型(書き出しと文末)をひとつ決める
  3. 「60点で出す」ルールをメモに書いて貼る
  4. 3か月の目標を「本数」で決める
  5. 止まった時の再開用の短い投稿文を書いておく

ひとつ試して、続けやすくなったと感じたら、次のものを足していきましょう。