Instagram・X・Threads などの SNS で、無理なく続けられる集客の仕組みを紹介します。

Planning

投稿の計画

投稿カレンダーの作り方 1か月分を1時間で組む

目次
  1. カレンダーに入れる項目を絞る
  2. 曜日ごとのテーマを決める
  3. ネタを先にまとめて出す
  4. ネタを曜日のテーマに振り分ける
  5. 予備の枠を残しておく
  6. 作り込みすぎないための目安
  7. 月の初めと終わりにやること
  8. 道具の選び方
  9. 複数のSNSを使う場合
  10. 週に一度だけ見直す時間を作る
  11. 次にやること

投稿カレンダーは、曜日ごとにテーマを決めてから、空いたマスにネタを入れていく順で作ると、1か月分を1時間ほどで組めます。先に全体の枠を作り、そのあとで中身を埋めるのが、迷わないための順番です。

カレンダーがあると、毎朝「今日は何を書こう」と悩む時間がなくなります。ここでは、表計算ソフトやメモアプリで作れる、シンプルな形を紹介します。

カレンダーに入れる項目を絞る

はじめに、表の列を決めます。多くの項目を入れると、更新が面倒になって続きません。最初は次の5列で十分です。

  • 投稿予定日
  • テーマ(役立つ情報、裏側、お知らせなど)
  • 一言のネタ(15字ほどのメモでよい)
  • 状態(案、下書き、予約済み、投稿済み)
  • 反応のメモ(あとで書く欄)

列を増やしたくなったら、運用してみて「これが無くて困った」と感じた時に足してください。最初から完成形を目指す必要はありません。

状態の列を作っておくと、あとどれだけ準備が残っているかが一目で分かります。予約済みの行が増えていくのは、見ていて気持ちがよく、続ける力にもなります。

曜日ごとのテーマを決める

1か月分のマスを前にして、一つひとつ内容を考えるのは重い作業です。そこで、曜日ごとにテーマを割り当てます。たとえば週3本なら、月曜は役立つ情報、水曜は裏側や考えたこと、金曜はお知らせや案内、というように固定します。

テーマを固定すると、考えることが「何について書くか」から「そのテーマの中でどのネタにするか」に変わります。選択肢が狭まるぶん、決めるのが早くなります。

読む側にとっても、曜日ごとの役割が分かると、楽しみにしてもらいやすくなります。ただし、無理に固定しすぎず、季節のできごとや店のイベントがある週は、そちらを優先して構いません。

ネタを先にまとめて出す

マスを埋める時は、1件ずつ考えるのではなく、先に思いつくネタを一度に書き出します。10分を計って、読み手の悩み、最近受けた質問、仕事で気づいたこと、季節の話題を、思いつくまま箇条書きにします。

出てきたネタが20個あれば、1か月分には足ります。質は問わず、数を出すことに集中してください。見直しは、書き出し終わってからです。

ネタを書き出す時の手がかりとして、過去の問い合わせや、お客さんから実際に受けた質問を見返すのは有効です。読み手が知りたいことは、実際の質問に最も近い形で表れます。

ネタを曜日のテーマに振り分ける

書き出したネタを、曜日ごとのテーマに振り分けます。役立つ情報に向くネタ、裏側に向くネタ、案内に向くネタというように、3つの山に分けると整理しやすくなります。

1つの山のネタが足りなければ、別の山のネタを少し変形して使います。たとえば、仕事の失敗談は、そのまま裏側の投稿にもなり、「失敗しないための手順」に直せば役立つ情報の投稿にもなります。

季節の行事や、店の定休日、新商品の発売日など、日付が決まっているものは、先にカレンダーへ入れてしまいます。決まった日付の予定を軸にしてから、空いたマスを埋めていくと、全体のバランスが取りやすくなります。

予備の枠を残しておく

カレンダーをすべて埋めてしまうと、急な出来事に対応できなくなります。全体の2割ほどは、あえて空けておきます。週3本なら、月に12本のうち2本ほどが目安です。

空けた枠は、そのとき話題になっていることや、お客さんからの反応が良かった投稿の続きに使います。計画を立てつつも、現実の動きに合わせて余白を残す設計にすると、無理なく続けられます。

体調を崩した週のために、急ぎでない予備の下書きも1〜2本ためておくと安心です。使わなかったら、翌月に回せば無駄になりません。

作り込みすぎないための目安

カレンダーの作成に1時間以上かかるなら、項目が多いか、ネタの質を求めすぎている可能性があります。ネタの欄は、後から本文を書く自分が分かる程度のメモで十分です。たとえば「失敗談 値札の貼り方」のような短い言葉でも、書く時に思い出せれば役目を果たします。

また、画像が必要な投稿は、撮影の日をカレンダーに別途入れておきます。写真は投稿の直前に撮ろうとすると、天気や時間に左右されて遅れがちです。月に一度、撮影の日をまとめて決め、数本分を一度に撮っておくと、投稿日に慌てずに済みます。

複数人で運用する場合は、担当者の列を足します。誰がいつまでに下書きを出すかが見えるだけで、作業の抜けが減ります。

月の初めと終わりにやること

月の初めには、前の月の反応メモを読み返します。読まれた投稿に共通する点があれば、その方向のネタを今月は少し多めに入れます。逆に、反応が薄かったテーマは、切り口を変えて一度だけ再挑戦し、それでも伸びなければ頻度を減らします。

月の終わりには、予定どおり投稿できた本数を数えます。7割以上できていれば、計画の量は適切と考えて構いません。半分以下なら、本数を減らすか、準備の手順を軽くする必要があります。

投稿できなかった理由も、一行だけ書き残しておきます。「撮影が間に合わなかった」「文章が決まらなかった」のように理由が分かれば、次の月の計画で先回りして対策できます。

道具の選び方

カレンダーを作る道具は、普段から開く習慣のあるものがいちばんです。表計算ソフト、メモアプリ、紙の手帳のどれでも構いません。新しいアプリを入れるより、すでに毎日見ているものに載せるほうが、確認を忘れにくくなります。

スマホだけで運用するなら、メモアプリに日付と一言ネタを並べるだけでも、十分に機能します。凝った表を作るために時間を使うより、中身を考える時間に回してください。

複数のSNSを使う場合

InstagramとXなど複数のSNSを使うなら、カレンダーに「投稿先」の列を足します。同じネタでも、画像中心の投稿はInstagram、短い一言はXというように、形を変えて振り分けられます。ネタを一つ決めたら、どの形で出すかを同じ行に書いておくと、作業が重複しません。

週に一度だけ見直す時間を作る

カレンダーは作って終わりではなく、週に一度、10分ほど見直す時間を決めます。来週の投稿の状態を確かめて、下書きが足りなければ今のうちに書き、内容がずれていたら入れ替えます。

見直しの時には、先週の投稿の反応も反応メモの欄に書き残します。1行でも構いません。数週間たまると、どのテーマが読まれやすいかが見えてきて、次の月のカレンダーを組む材料になります。

次にやること

次の順で進めると、今日中に1か月分の枠が作れます。

  1. 表計算ソフトで、5つの列を持つ表を作る
  2. 投稿する曜日を決め、曜日ごとのテーマを割り当てる
  3. 10分でネタを書き出す
  4. 日付が決まっている予定を先に入れる
  5. 残りのマスにネタを振り分け、2割は空けておく

最初の1か月は、完成度より回すことを優先してください。月末に見返して、続けにくかった所だけを直せば、次の月はもっと楽になります。